幌尻岳

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● 幌尻岳登山をされる方へ

初めにご一読ください・・・「幌尻岳登山される皆様へ」←クリック

幌尻岳登山コース概念図とコースタイム」 ←クリック

 

◆ 気象条件・・・北海道の 2000 メートル級の山は本州方面の山に比べ気象条件が厳しく、本州中部地方の 3000 メートル以上の山に匹敵します。

 

◆ 登山道・・・幌尻山荘から頂上まではある程度登山道は整備されていますが、渡渉個所や戸蔦別方面はルートや標識が明瞭でない個所もあります。

幌尻岳登山特有の渡渉に関しては十数回を数えます。登山者の性別・体格にもよりますが、渡渉の装備(特に靴)を使用して通常は深い所で大人の膝くらいまでです。増水時は太もも~腰まで浸かる場合もあり流れも速く危険です。気象条件と水量を見ながらある程度以上になるとシャトルバスを止めて登山中止の措置を取るようにしています。

また、すり鉢状の北カールに降った雨が額平川に注ぎ込むという地形的特性から、麓で降雨が無くても山の上で降っていれば短時間で増水する可能性があります。これらの条件や経験から当日の山の様子に関する情報提供をできるだけ皆さんにお伝えするのがとよぬか山荘のもう一つの使命でもあります。。。が、特に山の天気は予想するのが困難です。ましてや週間天気などは直前でも変わることは常ですので、分かる範囲で現在の状況をお伝えしますが、最終的には登山される方の自己判断となりますのでご了承ください。

渡渉には沢歩きの用具を使用して安全に努めてください。山は逃げません。増水した場合は渡渉を中止し、引返す勇気も必要です。

 

◆ 幌尻山荘・・・本州からの登山者の中には、本州の営業小屋のように食事・寝具等が提供されると思い込み、軽装で入山する方がいるようですが、幌尻山荘は、食事・寝具等は、全て自分用意し担いで登らなければなりません。水は沢水を引いて来ていますので水量は潤沢で十分清浄ですが、北海道特有のエキノコックスについては保証の限りではありませんので、気になるようでしたら煮沸するなど判断して飲用してください。

7~9 月管理人が常駐しています。緊急の場合を除き野営も出来ません。

 

◆ 営業小屋を頼りに軽装で歩いた方、ツアーや団体でしか登山経験がない方は経験者とはいえません。天候に恵まれれば何の問題も起きないのですが、渡渉の際には荒天になればなるほど経験の差が出ます。自分の力量を冷静に判断して幌尻岳登山に望まれるようお願いします。北海道内の百名山を目指す人は特に注意してください。

また、集団で登山する際には迷惑をかけまいと無理をしたり、体調が悪くなってもなかなか言い出せなかったりする場合があります。団体行動においても各自がリスクを認識し、決して無理せず、撤退も念頭に、余裕を持って行動するようお願いします。

 

◆ 携帯電話について・・・豊糠地区はいずれのキャリアも使用できます。所謂古い「ガラケー」については一部不通の機種もあるようです。シャトルバスに乗ってとよぬか山荘を出発してから数キロも走ると完全に圏外、その先も稜線部まで登ってからの一部を除き圏外です。非常時の通信手段は幌尻山荘にしかありません。

 

● 登山する際に注意する事

 

◆ 出発前は天気予報を調べ持物、服装を確かめ飲食物に注意し、身体の調子を整え十分睡眠をとりましょう。

 

◆ 山の天候は変わりやすいので、暖かくてもセーターや下着などの着替えは必ず持ち、晴れていても雨具の用意をしましょう。(一般に山の温度は高度 100m毎に 0.6℃降下します。)

 

◆天気の悪いときは行動をひかえましょう。また一般に午後は天気がくずれやすいので行動は午前中に終わるよう心がけてください。

 

◆川の増水によって下山できない場合がありますので、予備食は必ず持参してください。

 

◆ 登山計画は、ゆとりをもって避難コースや予備日を検討して作りましょう。また、必ず登山計画書を警察へ提出してください。道内どこの署でも可。また、とよぬか山荘でも受取り致します。

 

◆近年、ヒグマの出没が増えていますので、ゴミは必ず持ち帰るようお願いします。ここ麓の豊糠でも熊は出没します。野生生物の生活範囲に我々も共存をしているという自覚が必要です。山に入るならなおさら。鈴や笛に頼ることなく、向こうは森の繁みからこちらを見ているという意識を持って、声を出す等常に人の気配を発するように心がけましょう。

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